補聴器について

当クリニックでは、
毎週火曜日に補聴器の無料貸し出しをおこなっております。

「認定補聴器技能者」の資格を持ったスタッフが、患者様にピッタリの補聴器を選択いたします。
ご希望の方には、1~2週間無料でお試しいただけますので、ご自身の耳にあった最適な補聴器を選んでいただけます。
もちろん、補聴器が合わないと感じられた場合は、そのまま返却していただいて結構です。
このシステムをお使いいただき、安心して最適な補聴器をお選び下さい。

補聴器とは
補聴器とは、低下した耳の「きこえ」機能を補うために作られた機器です。
単に音を増幅させて聞こえさせるのではなく、音や言葉に分けて音量を調整したり、不快な音や音域を取り除くことで、「きこえ」の機能が低下した人でも、日常のコミュニケーションをスムーズにする役割を担います。
補聴器が必要かどうかは検査が必要です
一般的に「耳が遠くなる」のは高齢の方でありますが、近年は若い人でも難聴になり、耳が聞こえにいと感じる人が増えています。
そのため、「どのような種類の難聴なのか」を調べる必要があります。
最適な補聴器を見つけるためにはまず、ご自身の耳の状態を調べる必要があります。
当院では検査の結果も丁寧にご説明し、患者様が納得して補聴器を検討していただけるようにご案内いたします。
補聴器を検討するタイミング
<ご高齢の患者様の場合>
補聴器は「耳が悪くなってから着ければよい」とお考えの方が多いです。
しかし、人間の耳の機能は年を経るごとに、ゆっくりと機能が低下していくため、ご本人では気づきにくい、という難点があります。
そのため、周囲の人から「最近、テレビの音量が大きいよ」「何回も呼んでいるのに返事がないよ」など言われたことがある方は、一度聴力検査を受けて、耳の機能を調べた方がよろしいです。

<比較的年齢の若い方の場合>
2.の項目でも書きました通り、若い方の場合はまず「何が原因で難聴になっているのか」を見分ける必要があります。
若い方の場合、心因性(精神的なダメージ)による難聴もありますので、一度医師にご相談ください。
補聴器の種類
補聴器の種類は大きく分けて4種類あります。
耳穴型 耳の穴の中に入れて使うタイプのものです。
耳の中に完全に隠れるものから、耳の外に出るタイプのものまで様々です。
オーダーメイドで作成することが多いです。
耳掛け型 耳にかけ、音が出る部分を耳の中に入れるタイプです。
耳にかけるので、その部分が汗をかきやすいのが難点です。
ポケット型 携帯ラジオのように、本体とイヤホンを繋いで聞く補聴器です。
デメリットとしては、本体が邪魔に感じることがあることです。
眼鏡型 眼鏡のツルの部分に補聴器を入れるタイプの補聴器です。
補聴器の価格は非常に幅広く、30~50万円程するものから10万円以下でお買い求めできるものもあります。
自分の耳と予算に合う補聴器を探す必要があります。