インフルエンザ

インフルエンザとは
  • インフルエンザとは、インフルエンザウイルスというウイルスに感染することでおこる風邪(かぜ)の一種です。
    毎年11月ごろから徐々に広がり、1月頃には患者数はピークに達することが多いです。
    大流行する年や地域があると、ニュースで大きく取り上げられることが多いため、最も聞きなれた風邪かもしれません。
症状
インフルエンザの典型的な症状は、

急な発熱(高熱)

上気道症状(炎症、のどの痛み、鼻水・鼻づまり、咳)

筋肉痛

などが挙げられます。
通常は1~2日程の潜伏期間を経て、38℃以上の高熱が3~5日持続した後、徐々に熱がさがっていきます。
しかし、患者様の中にはあまり熱が上がらない方や熱が長引く方、1度熱が下がるものの再度熱が出る方(二峰性発熱)など、個人差があります。
また、肺炎や脳炎など重篤な合併症にも注意が必要です。
子どもの場合、気管支炎や中耳炎、肺炎などが合併症としてかかりやすく、特に肺炎の場合は重症化することもあるので気を付けてください。
原因
インフルエンザウイルスに感染することが原因です。
インフルエンザウイルスには型が3つあり、A型・B型・C型があります。
主に冬にかかるインフルエンザウイルスの型は、A型とB型です。
毎年、流行するインフルエンザの型が違うので、2年連続でかかるということもあります。
また近年では、動物の間で流行していたインフルエンザウイルスが、人にも感染する突然変異的なウイルスに変化することも報告されています。
(鳥インフルエンザ・豚インフルエンザなど)
2009年の新型インフルエンザはまさにこの変異したウイルスで、世界的に流行し多くの患者様が苦しみました。
治療方法
現在、インフルエンザに対抗できる薬は、抗インフルエンザ薬のみです。
そのため、抗インフルエンザ薬の使用でウイルスの撃退を期待し、その後の様子をみます。
早期治療の方が高い治療効果を期待できるため、発症後48時間以内での治療を開始するようにしてください。
治療が完全に終わるまで、外出を控え、体力の回復に努めてください。

◆子どものインフルエンザに対する治療法
抗インフルエンザ薬の中には、子どもに対して使用が制限されている薬があります。
そのため、使用する際も副作用が出ないよう、慎重に経過を観察する必要があります。
特に持病(喘息・心臓や腎臓の病気など)をお持ちの方は、必ず医師にその旨を伝え、治療してもらうようにしましょう。
気を付けること
通常の風邪と同じく、予防が肝心です。
手洗い・うがい・マスクの着用を心がけ、ウイルスを体内に入れないようにしてください。
職場・学校・駅などの大勢の人が一か所に集まる場所に行くときは、特に予防を徹底してください。
また、登校・登園については以下の表をご覧ください。

幼児(保育園・幼稚園)
発熱
期間
発熱
した日
1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日
2日間 解熱 解熱 解熱 解熱      
3日間 解熱 解熱 解熱      
4日間 解熱 解熱 解熱    
5日間 解熱 解熱 解熱  
6日間 解熱 解熱 解熱
は発熱している機関、は熱はないが安静にする必要がある期間、●は登校・登園解禁日

小学生以上
発熱
期間
発熱
した日
1日 2日 3日 4日 5日 6日 7日 8日 9日
2日間 解熱 解熱 解熱 解熱      
3日間 解熱 解熱 解熱      
4日間 解熱 解熱      
5日間 解熱 解熱    
6日間 解熱 解熱  

☆当院では
インフルエンザワクチンは当院でも接種が可能です。(妊娠中の方、及び1歳未満の方を除く)
流行するインフルエンザの型は年によって違うため、毎年ザワクチンを接種されることが望ましいです。